鳥好きなら絶対に楽しめること間違いなし!の書籍を紹介します。
誕生石、誕生花など…誰でも一度は調べたことがあるかもしれない誕生日にちなんだ○○。
誕生鳥なるものがあるのことをご存じでしょうか?
2021年10月4日に発行された『366日の誕生鳥辞典』は、その名の通り誕生日事の誕生鳥が紹介されている辞典です。
自分の誕生日の鳥の物語を知り、人間と同じ世界に生きる個性豊かな鳥たちを身近に感じてもらう目的で発行されました。
誕生石や誕生花があるのは、皆さんご存知かと思いますがその起源を知っていますか?
誕生石は聖書を起源としアメリカの基準をベースに日本の風土や風習にあわせ変化していったと言われています。
誕生花は諸説ありますが、ギリシャローマの思想を起源としているようです。
それに比べ誕生鳥は、今までありそうでなかった着想ですね。
では、自分の誕生日にはどんな鳥が選ばれているのでしょう?
とても楽しみになりますね。
『366日の誕生鳥辞典』の楽しみ方は至ってシンプル。
自分や家族、友人の誕生日さえ知っていれば日付から調べることができます。
画像は6/15はキバタン、6/16はキンカチョウです。
6/15はオウムとインコの日、6/16は日豪友好協力基本条約締結をした日にちなんで選ばれていました。
誕生日をきっかけに鳥のことを知ることができ、その日がどんな日なのかもわかるので面白いですね。
キバタンとキンカチョウの誕生鳥の経緯を説明した通り、
誕生鳥辞典には、世界中に存在する鳥にまつわる記念日や国鳥を選定している国、国旗に鳥を採用する国の独立記念日を誕生鳥にしたりしてセレクトされています。
鳥好きは自分の誕生鳥を把握しているのが当たり前の時代がやってくるのも間近かもしれません…!
筆者は買ってすぐに自分が誕生日を知っている家族、友人、同僚ありとあらゆる人の誕生日を検索しました。
調べてみると、身近にいる鳥から世界の知らない鳥まで様々な種類の鳥が出てくるので楽しいです。
「へえ、こんな鳥がいるんだなぁ」と思ったら更にその鳥について、調べてみるのもいいかもしれません。
鳥好きはどっぷり沼にはまること間違いなしです。
いかがでしたでしょうか。
『366日の誕生鳥辞典』は鳥が好きであれば、勝手損することは決して無い辞典です。
本書の絵を担当されている、倉内渚さんの鳥イラストはリアルな描写とあたたかなタッチが素晴らしいのでそれを眺めるだけでも楽しむことができました。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ手に取ってみてください。