• ゆるりと発信「とりのこゑ」

    小鳥の可愛さに一緒に暮らしたいと考えている人も多いはず。たくさんいる鳥の種類で何を飼おうかな?と悩んでいる方へキンカチョウの魅力を少しでもお伝えできたらと思っています。

    キンカチョウって?

    鳥のなかでもインコや文鳥は一般的ですが、キンカチョウも飼いやすい鳥です。大きさが10cm程とインコや文鳥と比べると一回り小さいため慣れてない方だとその小ささにびっくりするかもしれません。 オスは、頬っぺたが鮮やかなオレンジ色が特徴的な鳥です。 個体によっては臆病な子が多いという情報もありますが、うちで飼っている子は半雛(自分で餌も食べれるけどさし餌も食べる)の時にさし餌をしていたので手が大好きな子になりました。

    キンカチョウ
    キンカチョウ

    鳥を飼うのに必要なものは?

    • 鳥かご
    • 止まり木
    • (つぼ巣)※メスの場合は卵を産んでしまうので巣は無い方がいい場合があります。
    • (ブランコ)※基本的に遊ぶ用ですが、鳥が寝る時に利用できるようなものも売られてます。例:三角ベッド、ホヨヨボールなど
    • 餌(キンカチョウにもOKなものが市販されています)と餌入れ
    • 水と水入れ
    • 菜っ葉(小松菜、豆苗、キャベツ)
    • はかり(※餌と水のグラムを計測用)
    • さし餌(※基本的に粟玉とパウダーフードとお湯で作ります。鳥をお迎えするお店の人や動物病院の先生など専門家の指示に従ってください)
    • さし餌用のグッズ(プラスチックの専用の物が400円程度で売ってます)
    • ヒーター(※秋~冬に必須)
    • サーモスタット(※ヒーターの温度管理してくれます)

    基本的に必要なものは上記です。はじめて鳥を飼う方は、購入されるお店の方にも詳しく聞いてみてくださいね。

    我が家のキンカチョウの住まいはこんな感じです。

    竹籠(横)
    竹籠(斜め)
    竹籠(中)

    鳥かごは、我が家は竹かごを使ってます。毎日放鳥時間(30分~1時間)に遊んでいますので、ちょうどいい大きさです。家に帰ってきて声をかけると「だして~!!」と言わんばかりにかごの中で飛び回ります笑

    飼い鳥すべてに共通ですが、温度差に弱いので冬にヒーターは必須です。
    ヒーターを外付けして、暖気が逃げないように周りをビニールで囲っています。 サーモスタットをつけてますので、こまめにチェックしなくても温度も一定に保てます。外出する際も安心できますのでオススメです。キンカチョウはオーストラリア原産の鳥なので、比較的暑さには強いですが猛暑にはクーラーをつけるなど対策をしてあげてください。

    写真にも餌の殻が散乱してますが、キンカチョウはくちばしが小さく餌を食べるのが下手くそです笑 ついばんでは落として、また拾って…の姿はとてもかわいいのですが、掃除はこまめに行う必要があるのは覚悟してください。

    健康診断は必要?

    鳥さんを家族にお迎えしたら、ぜひ健康診断をしてあげてください。鳥専門の動物病院もありますので、調べてお近くの病院に連れていきましょう。そこでわからないことなども先生に聞けますので、飼い主さんにとっても良い機会になります。私自身も日々、我が家の鳥が健康的に過ごせるように飼育について勉強しています。

    おなか

    先生の触診の様子(おなか)健康状態良好

    しっかり診てくれる先生だと、糞、くちばし・爪の色、羽など細かく確認をしてくれます。確認のなかでヒナだとまだ性別がはっきりとわからない場合が多いのですが、メス/オスの場合での注意点などもアドバイスをいただきました。

    最後にまとめ

    今回は、キンカチョウの飼い方について簡単にまとめてみました。はじめて鳥を飼うときにとまどいそうな点を中心に取り上げてみました。鳥を飼ってみるとそのかわいらしいしぐさに心癒され、信頼関係が築けたときにみせてくれる愛らしさに心奪われます。ぜひ小鳥を飼いたいと考えている方は参考にしてみてください。