• ゆるりと発信「とりのこゑ」
    カワラバト(土鳩)
    カワラバト(土鳩)

    「鳩が苦手です。だって怖いんだもん!」

    こんな風に思っている人、少なくないと思います。
    でも鳩ってちょっと抜けてるところとか、人間が近づいてもなかなか逃げないとか可愛いポイントがいっぱいあるんです。
    そんな鳩について、ご紹介します。

    1.カワラバト(土鳩)って何?
    2.鳩のすごい子育て!「ピジョンミルク」
    3.鳩の種類はたくさん

     

    1.カワラバト(土鳩)って何?

    私たちが普段の生活でよく目にする鳩は、「カワラバト」と「キジバト」が多いのですが、その違いを知っていますか?

    カワラバトは、土鳩の祖先。レース用に人口品種化された伝書バトが逃げて野生化したものが「土鳩(ドバト)」と呼ばれています。個体によって黒や白、栗色など様々な羽色のものがいます。
    キジバトは、翼の模様がキジに似ていることから名づけられました。

    カワラバト(土鳩)
    カワラバト(土鳩)
    キジバト
    キジバト

     

    2.鳩のすごい子育て!「ピジョンミルク」

     

    「ピジョンミルク?鳩って鳥類なのにミルクが出るの?」

    そうなんです。鳩のなかまは口の中の「そのう」と呼ばれる部分から作られるミルクを雛に与えて子育てをします。
    なんと、メスもオスもつくることができるんですよ!
    栄養分は牛乳の2倍もあるんだそう。なので1年を通して繁殖が可能なんです。

     

    3.鳩の種類はたくさん

     

    実は、鳩ってたくさん種類がいるんです。
    なんと309種もいるんだそう。

    そのなかでも沖縄の西表島や石垣島で見られる「キンバト」は、緑、赤、青ととっても色鮮やかな鳩。
    ぜひ一度は目にしたいですね!

    キンバト
    キンバト

     

    まとめ

     

    生活の中で身近にいる野鳥「鳩」について取り上げました。

    カワラバト(土鳩)を観察するだけでも個体差で色の違いがあり面白いです。
    性格の違いもあります。

    ぜひ近所や公園で鳩を見かけたら、観察してみてくださいね。